広告バナーの知っておきたい基本ルール~LINE広告~(vol.03)

こんにちは。ロジカルスタジオでデザイナーをしております。タッキーです。

広告クリエイティブの話も中間地点の第3弾になりました。今回も張り切っていきましょう!

前回のFacebook・Instagram(前回の記事はコチラ)に引き続き、

「広告バナーの知っておきたい基本ルール」シリーズ後半戦の第3弾ということで、

市場を伸ばしているインターネット広告のクリエイティブについての基本的なルールや情報をまとめて

ドドドッとお伝えしていきたいと思います。

広告クリエイティブとは?

広告として掲載するために制作された広告素材などを指す言葉。
インターネット広告などでは、バナー広告などに使用する画像を意味することが多い。

インターネット広告におけるクリエイティブのあれこれを知っていきましょう!

第三弾は「LINE広告」編です!!

ではでは早速、広告クリエイティブを見ていきましょう!

LINE広告とは

LINEアプリを使って、電話やメッセージのやりとりをしている人が多いのではないでしょうか?

そのLINEに広告を出稿するためのプラットフォームがLINE広告なのです。

LINEの現状

今、LINEは国内の月間利用者が8400万人(2020年6月時点)を突破し、
国内の生活インフラといわれるほど定着しているのが現状です。

さらに、毎日LINEを使うユーザーは86%にも達し、日常生活で使われる頻度が本当にとっても高いのです。

年齢層も幅広く、多くの方々に利用されており

10-50代の80%以上がLINEを活用。60代も52.8%利用している。
※平成30年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 総務省情報通信政策研究

引用:LINE Business Guide

上記のような調査結果がでているほどなのです!!

ということは…幅広い年齢層、多くのユーザーに広告配信できるメリットがあるのです!!

これはぜひとも広告運用できるようになりたいですね…

LINE広告で配信できる媒体

LINE広告では

  • LINE広告ネットワーク(LINEのファミリーアプリ・サービス)
  • アドネットワーク(3rd Partyのアプリを含む)

※3rd Partyのアプリとは、公式アプリと互換性のある非純正のアプリのこと

で、広告を配信することができます。

LINEのファミリーアプリやサービスは約10種以上あり、

  • LINE(LINE NEWSやLINEのタイムライン、Smart Channel)
  • LINE マンガ
  • LINE BLOG
  • LINE ポイント
  • LINE ウォレット
  • LINE チラシ
  • LINE ショッピング

などなど盛りだくさん!!

他にも外部アプリメディアへの広告配信が可能になり、

多くターゲットに広告を表示させることができるようになりました!!

やったね!!

LINE広告クリエイティブのフォーマットの種類

クリエイティブのフォーマットは全部で5つの種類があります!

それでは早速、クリエイティブに関して詳しくみていきましょう!!

1. “「画像+テキスト」”のフォーマット

Smart Channelで表示される画像とテキストの広告フォーマットです!

とは言ったものの、Smart Channelとはなんでしょうか…?

調べたら公式でこのように説明されていました!

LINEのトークリスト最上部の枠に広告が表示されます。トークリストと同じ形式の広告をクリックすると商品・サービスのランディングページに遷移します。

引用:LINE for business

画像にすると下記のような配置イメージになりますね!

そして掲載される箇所は下記の通り

2. Card(動画/静止画)

  • 静止画(1200px×628px)
  • 動画(16:9)

の、横長に表示される広告フォーマットです!

掲載される箇所は下記の通り

3. Square(動画/静止画)

  • 静止画(1080px×1080px)
  • 動画(1:1)

の正方形型に表示される広告フォーマットです!

インスタグラムなどでよくみる正方形の画像や動画は、
普段見慣れている画像サイズなので、ユーザーの目にも留まりやすいですね!!

掲載される箇所は下記の通り

4. Vertical(動画)

  • 動画(9:16)

の広告フォーマットです!

タイムラインでは、上下がトリミングされた2:3の比率で広告が表示されますが、
動画がクリックされると9:16で表示されるので、字幕など画面下に要素を置きたい場合は要注意!

掲載される箇所は下記の通り

5. Carousel(別名:LINE Dynamic Ads)

カルーセル形式で、静止画(600px✕600px)を複数枚(最大10枚)の画像を表示できるフォーマットです。

カルーセル形式は、1枚だけの画像では表現できない「商品の特長」「商品の使用方法」を表現して
ユーザーの興味を掻き立てるような表示ができるのです!!

掲載される箇所は下記の通り

以上の5種類が主な広告形式です!

ファイル形式や容量について

静止画

静止画のファイル形式は

  • JPG
  • PNG

容量は

5MB以内

テキストは20%以内推奨

FacebookやYDN・GDNでもあったようにLINE広告でもテキストを含まないデザインが推奨されています。
文字が画像の全体の20%以上を占めないように注意しましょう。

動画

動画広告は静止画よりも多くの情報量を配信ができ、
スマホなどの小さめのデバイスでも目立つダイナミックな表現で、広告が視認されやすいのが
大きなメリットなのです!!

動画のファイル形式は

MP4

容量は

100MB以内

動画の再生時間は

5秒~120秒の間

上記を守って、スムーズな入稿を目指したいですね!!

モバイルサイズの意識

ところでみなさんも、LINEを使用するときはスマートフォンが多いことかと思います。

冒頭でも書いたのですが、国内のスマホユーザーのLINE利用率は8割と言われるほど、スマホで利用する人が多いLINE。

そのため、LINEの公式ではLINE広告のクリエイティブではモバイルを意識するように、
広告の作成や運用を促しているのです!!

もちろん、LINEだけではなく、各種ファミリーサービスもスマートフォンで閲覧されるアプリです。

ユーザーがスマートフォンでLINEを操作する際、広告を見つけてタップしてもらうためには、
基本的なルールにプラスして視認性の高いデザインやレイアウトをしていきたいですね!!

終わりに

「広告バナーの知っておきたい基本ルール」第3弾ということで、

みなさんが良く利用するLINEの広告クリエイティブの基本のルールについて

ドドドッと書いてきました。いかがだったでしょうか?

広告バナーのルールや適切なサイズを駆使して、

入稿をスムーズに、かつ大胆に、広告運営を行っていきましょう!

次回、第4弾「Twitter編」お楽しみに!!

ありがとうございました。

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