皆様はじめまして!
11月からアルバイトとしてお世話になっているさっちゃんです!
介護士として働いていましたが
長年の憧れだったWEBデザイナーに転職すべく
ロジカルの門戸を叩きました(コンコン
目次
photoshopの描画モードについて理解しよう!
社内で年賀状のコンペがあった時に、「何か物足りない・・・」
ということで先輩デザイナーに相談したところ、
「上から何かテクスチャをかけてみたら?」とアドバイスを受けました。
【社内コンペについてはこちらをご覧ください!】
それだ!!!!
というわけで、「描画モード」を使うことに。
描画モードは趣味でイラストを描く時に
ちょっと触ったことがあるくらいで、
詳しくは知りません。
しかも、いつも使う時は順番に選択して
なんとなく「いい感じ」になるものを選択していました。
(非効率的・・・)
というわけで今回は「描画モード」について深堀りしていきたいと思います!!
普段なんとなく使っていた描画モード、
使いこなせるようになると作品に深みが出る・・・・!!!(はず)
描画モードは”画像をいい感じにする”用途でしか
使えないと思っているしゅこ?
!!!!!!!
まだまだしゅこね・・・(` -ω-´)
今回はこの可愛らしいイッヌの画像を元画像、
レンガの画像を上から重ねる画像として
それぞれの特徴や違いについてお話ししていきます。
描画モードって何?
そもそも、描画モードってなんでしょう。
簡単に言うと、「下の画像と上の画像をどのように合成するのか」を設定する機能です。
合成する方法が色々あるというわけですね〜!
描画モードは27種類!
たくさんありますね〜! しかし、大きく5つのカテゴリに分けることができます。
暗くなる
- 比較(暗)
- 乗算
- 焼き込みカラー
- 焼き込み(リニア)
- カラー比較(暗)
明るくなる
- 比較(明)
- スクリーン
- 覆い焼きカラー
- 覆い焼き(リニア)加算
- カラー比較(明)
コントラストを強くする
- オーバーレイ
- ソフトライト
- ハードライト
- ビビットライト
- リニアライト
- ピンライト
- ハードミックス
上下のレイヤーの色を比較して合成
- 差の絶対値
- 除外
- 減算
- 除算
色の三属性をもとにする
- 色相
- 彩度
- カラー
- 輝度
よく使う2つのカテゴリーについて解説
全ての効果を説明すると長くなるので、ここでは
「暗くなる」「明るくなる」カテゴリに属するものについて解説していきます!
「暗くなる」カテゴリ
乗算
乗算の特徴
・上のレイヤーと下のレイヤーを掛け合わせた結果色が暗くなる
・白は透過
・黒は黒のまま
色と色を組み合わせた結果暗くなるという特徴は、
減法混色と同じしゅこね〜!
先ほどのイッヌの画像にレンガの画像を乗算で重ねると、このような結果になります。
明るかったイッヌの画像が、全体的に暗くなって
レンガと重なりましたね〜
ちなみに、乗算の「白は透過し、黒はそのまま」という特徴を生かして
二つの画像を乗算でブレンドしてみましょう。
手の上に木が乗っている、このモノクロ画像に
CO2という雲が浮かんだ空の画像を乗算で乗せてみると・・
手の上に木が乗っている画像の白い部分にCO2の画像がうまく重なり、 一つの画像になりました!
テクスチャーとして使用する方法もあるけど、
このように白と黒に対する特徴を生かしてブレンドする方法もあるんですね〜!
「画像をいい感じにする」だけじゃなくて、
こんな使い方もあるんや!!!
新たな知識を手に入れた!
やったしゅこ!
この調子でどんどん行くしゅこ〜!!
比較(暗)
乗算と似たような特徴を持つのが比較(暗)です。
比較(暗)は上のレイヤーと下のレイヤーのR値、B値、G値を比べて、
数値の低い方を採用、合計して色を作ります。
淡いグラデーションの上に、jpgで書き出した
ロジカルスタジオのロゴを比較(暗)で重ねてみましょう。
イラストの部分を綺麗に透過させることは難しいですが、
文字部分は切り取りをしなくても綺麗に重ねることができました!
ちなみに、乗算でブレンドした結果はこちら↓
ロゴ部分が少し暗くなっていますね。
カラー比較(暗)
カラー比較(暗)は比較(暗)ととても似ていますが、
カラーの比較方法が異なります。
比較(暗)はR値、G値、B値を比較し、より暗い色を適用する
カラー比較(暗)はRGBの合計値を比較し、より暗い色を適用する
比較(暗)やと色が変わる可能性がある
っていうことか〜!!!
焼き込みカラー
先ほどのイッヌの画像とレンガの画像をブレンドしてみましょう。
全体的に暗くなっただけでなく、コントラスト差も強くなりました。
焼き込みリニア
焼き込みリニアは、焼き込みカラーの特徴をもちつつ
全体的に暗くなります。
「明るくなる」カテゴリ
スクリーン
スクリーンの特徴
・上のレイヤーと下のレイヤーを掛け合わせた結果、色が明るくなる
・白は白のまま
・黒は透過
乗算と反対の効果が得られるのが、スクリーンです。
先ほどのイッヌの画像とレンガの画像を合成させると・・
乗算とは反対に、全体的に明るくなりました!
では手の上に木が乗っている画像と
CO2の雲が浮かんでいる空の画像をスクリーンで合成してみるとどうなるでしょう。
今度は黒い部分が透過され、空の部分が残りました!
白い部分は残るので、CO2の文字は見えなくなりましたね。
比較(明)、カラー比較(明)
比較(明)は比較(暗)の反対です。
上のレイヤーと下のレイヤーのR値、B値、G値を比べて、
数値の高い方を採用、合計して色を作ります。
カラー比較(明)はカラー比較(暗)と正反対なので、
説明は割愛します。
今度は濃いグラデーションの上に、jpgで書き出した
ロジカルスタジオのロゴを比較(明)で重ねてみましょう。
文字部分が背景よりも明るいので、綺麗に透過されています!
ちなみにスクリーンでブレンドしてみると、ロゴ部分が
比較(明)よりも明るくなっていますね。
覆い焼きカラー
焼き込みカラーの反対で、全体的に明るくなり
コントラスト差も弱くなります。
覆い焼き(リニア)加算
覆い焼き(リニア)加算は焼き込みリニアの反対で、
覆い焼きカラーの特徴をもちつつ、全体的に明るくなります。
最後に
今までなんとなく使っていた描画モードだけど、
これからはそれぞれの特徴を踏まえて使うことができそう!
一歩前進しゅこね〜!!
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